2004(平成16)年から2010(平成22)年まで、福岡市環境局啓発課の委託で、空き缶プレスカー「カンパク大将号」による環境教育・学習事業を実施しました。子どもたちに環境問題への関心をもってもらうための教育プログラムで、「カンパク大将号」と呼ばれる、かわいらしい象のイラストが描かれたトラックで福岡市内の保育園、幼稚園、小学校、中学校などを巡回。車両内に設置した機械で空き缶プレスを実演するほか、環境をテーマにした紙芝居などを行っていました。
我が社で担当していたのは、環境啓発部門の社員たちで、3人1組で活動。空き缶の投げ捨て防止や、リサイクルの必要性を小さな子どもたちにも分かりやすく伝えるため、手作り教材や紙芝居を作ったり、ミニ演劇を演じてみたりと、さまざまな工夫をしていました。マニュアル通りに黙々と仕事をこなすのとは違い、人前で大きな声で話すことや、子どもたちの反応をみながら、臨機応変に対応することが求められ、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力が自然と培われた事業でもありました。